<「顛末記」・・・その後>

私のブログのカウンターは6月が4000を超えた。前月の2倍近くになる。今回の「顛末記」に読者が関心を持ったためだと思う。特に、秋田やまもと農協現役職員やその関係者の関心がもっとも高いのではと思うのだが、そうだとすれば、その甲斐があったということだろう。

リベンジしたらどうだ、という「進言」があっちこっちからあった。地元の「北羽新報」秋田の「週刊アキタ」そして雑誌「ケン」に投稿したらどうだという話もあった。それがリベンジになるかはわからないが、投稿したことによって、迷惑がかかる人がいる可能性もあるので慎重にならざるを得ない。



6月26日、注目の総代会があった。その前に配布された総代会資料には理事候補16名、監事候補5名計21名の名簿が載っていた。そのうち理事の平均年齢は63となる。この年齢をどうみるかはいろいろ論があると思うが、決して若とはいえない。「選任制」というシステムが若人が入りにくいという特徴があることは事実である。そして、組合長も専務も新人である。それが悪いとは言わないが、どうみても「経営能力」という視点ではこの難局を乗り切れるか甚だ疑問である。組合長は年齢からみて現在のルールではⅠ期だけである。つまり、中央会の常勤副会長となった前の組合長(現会長)の「院政」を予想せざるを得ない。

恐らく、職員の間では「失望感」が蔓延していることだと思う。そのためか、前年度で定年退職も含めて14名も辞めている。それに対して採用は7名。10名以上のベテラン職員が辞めたのに対し、採用は当面は使い物にならない新人が7名。これではますます「失望感」は増幅していく。

余計なことかもしれないが、隣の「あきた白神」も予想ましない人物が組合長に選任された。最も有能と言われた常務は60歳で退いた。私の言わせればどちらも滅茶苦茶な人事をしていると思うのだが、農協は生ぬるい、民間に倣えと合併当時再三言われたものだが、トップ人事は経営能力と全く関係のないところで決められている、と思うのは私だけだろうか。
写真は先日行ってきた安の滝(森吉)です。